野菜・くだもの日記

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寒締めホウレンソウを溝底播種

 今年度、県では、本県の冬期間の気象条件を活かして生産できる甘くて美味しい野菜を「とやまの寒(カン)甘(カン)野菜」と称し、生産・販売することとしています。

 10月25日に、富山市で、「とやまの寒甘野菜」の代表選手である寒締めホウレンソウの播種を行いました。

 本県での通常の寒締めホウレンソウの播種時期は、10月上中旬ですが、ハウス準備の関係から、このハウスでは、播種が遅れました。

 そこで、このハウスでは、溝底播種技術で播種しました。

 溝底播種技術とは、深さ3~5㎝の溝の底に播種するもので、溝底の地温は安定しており、特に夜間の地温は下がりにくく、保温効果があることから、生育が促進される技術です。

 播種後、保温効果を高めるため、不織布をべたがけしました。

 新たな技術を駆使して、できるだけ多くの「とやまの寒甘野菜」が消費者・実需者のお手元に届くよう、取組んでいます。

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(2011年10月27日)