野菜・くだもの日記

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平成24年度1億円産地づくり現地研修会が開催されました。

 2012年7月20日(金)、JA富山県中央会、JA全農とやま、各JA、北陸農政局、県の担当者、農林振興センター、広域普及指導センターの担当者が参加し、 平成24年度1億円産地づくり現地研修会が開催されました。

 県では、平成22年から「1億円産地づくり支援事業」を実施し、JAが主体となって地域の農業者や営農組織と一体的に取り組む園芸の大規模産地づくりを推進しています。
 現在、県内15JAで取り組む23の戦略品目については、着実に生産拡大が見られ、今年度は全農とやまが、複数のJAが戦略品目とするばれいしょ・にんじんの広域集出荷施設を整備したことから、今後、更に生産拡大が期待されています。

 最初に広域野菜選別調製施設のにんじん選別調製ラインを視察しました。このラインが稼働することで、生産農家の野菜選別の負担を軽減し、生産に専念してもらうことと、生産物を一元集荷・選別することで、定時定量出荷が可能になります。
 今後、随時選別調製作業を行う予定です。 

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 次に入善町にて、JAみな穂の1億円産地づくりモデル経営体(経営体名:(農)せせらぎ営農組合)の 、ももの圃場を視察しました。今後の取組みとして、地元のイベント等で販売を行い、知名度を向上させることも予定しています。
 

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 魚津市ではJAうおづの1億円産地づくりモデル経営体(経営体名:ゆかり営農組合)のねぎたん♩♩、ばれいしょ圃場を視察しました。ねぎたん♩♩(品種:夏こまち)は最終土寄せが終わり、軟白部分ができるのを待つ状態です。富山、中京、東京の市場に出荷される予定です。
 ばれいしょ(品種:はるか)は収穫後、加工業者に出荷する見込みです。この品種は食感がメークィンに似ていて、茹でても煮崩れしにくいのが特徴で、サラダやコロッケなどの加工食品向けです。
 

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 富山市ではJAあおばの1億円産地づくりモデル経営体(経営体名:大杉営農組合)のにんじん圃場を視察しました。4/1播種のにんじんで、7/20頃までに収穫終了の予定です。今回は各農機メーカーの収穫機械の実演等がありました。
 

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 各現場を視察した営農指導員や普及指導員からは、1億円産地づくり早期達成に向けて、今後の取組み計画に積極的な意欲が伝わってきました。今後の展開が期待されます。

(2012年07月20日)