2012年7月13日（金）、高岡市農村環境改善センター　戸出会館にて、生産者、ＪＡ、市場、農林振興センター、広域普及指導センターの担当者が参加し、 夏どり契約野菜（トマト、スィートコーン）出荷研修会が行われました。

　始めに丸果株式会社高岡青果市場　広羽 専務の御挨拶の後、 広域普及指導センターの担当者から、「トマト、スィートコーンの病害虫対策」についての件、次いで市場関係者から出荷規格と留意点について説明がありました。その後、株式会社　サカタのタネ　マーケティング課　関明彦氏を講師に迎え、「麗夏、ゴールドラッシュ等の品種特性と栽培管理のポイント」についての講義が行われました。

　次に高岡市内のスィートコーンとトマトの栽培ほ場で、生育状況等を視察しました。

　視察したスィートコーンの品種は、『ゴールドラッシュ86』、『ゴールドラッシュ88』です。病害虫防除等の栽培管理がしっかり行われている事が、ほ場の様子からもわかりました。

　視察したトマトの品種は『りんか』です。栽培方法は養液栽培（4/28定植）と土耕栽培（5/29定植）で、9月頃まで出荷されます。関氏から「りんかは特に水と肥料を好む品種で、追肥は灌水の度に行う事。水を切らさない事が収穫量を上げる事につながる。」と説明がありました。

　生産者の方々は、関氏の説明を真剣に聞き、疑問点はすぐに質問しておられました。今回はとても有意義な研修会になったと思います。今後の展開が楽しみです。