野菜・くだもの日記

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果樹新品種導入推進研修会が開催されました。

 10月17日(水)、魚津市の園芸研究所果樹研究センターにて、果樹新品種導入推進研修会が行われ、果樹栽培に関心のある主穀作経営体・女性農業組織、各JA、市町村担当者、県担当者、各農林振興センター・広域普及指導センターの担当者が参加し、圃場研修等を行いました。

 県では、園芸生産拡大の為に、主穀作経営体への園芸作物導入を進めています。また、県産果実は完熟で収穫することができ、新鮮な状態で消費者に届けることができることから、今後の需要も期待できます。

 今回の研修会では、水稲育苗ハウスを利用した、ラズベリー(一季成り性品種、二季成り性品種  )・ぶどう・小粒イチジク(品種:コナドリア、ゼブラスイート)・甘柿のポット栽培、りんごの中生品種(品種:秋陽、秋映、陽光、シナノスイート、シナノゴールド、こうたろう) が紹介され、各果樹の品種特性、栽培方法、水稲育苗ハウスで栽培することのメリット等について、果樹研究センターの担当者から説明がありました。

 りんごの食味調査の後、室内研修が行われました。圃場研修の時に紹介された甘柿とラズベリーの、水稲育苗ハウスでのポット栽培方法や、富山県の気候特性等にあった品種の紹介、富山県で取り組んでいる「ベリーベリープロジェクト」の展開や流通体制の紹介がありました。

 今回参加された方々からは、栽培における雪害対策や紹介された果樹の品種特性、現時点での流通や販売の様子等の質問があり、実際に栽培する際の疑問や課題を解決したいという想いが伝わってきました。

 県産果実の今後の展開がとても期待されます。

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(2012年10月17日)