10月26日(金)、呉羽梨剪定講習会が行われ、多数の生産者、JA 、、、県の関係者等が参加しました。

　埼玉県園芸研究所より講師をお迎えし、剪定作業の実演が行われ、参加された生産者、関係者の方々は、実演をとても真剣に聞いておられました。 

　剪定作業は来年以降の果実のなり方などを想定し、枝を切っていきます。切り終えた後は、枝を平面的に配置する作業を行います。梨は枝が上に伸びる性質がある為、作業時にかかる負担が大きく、また品質にもバラつきが生じやすくなります。この作業を行うことで、作業省力化と品質向上につなげることができます。作業は、まず枝に切り込みを入れ、伸ばしたい方向を想定しながら、枝一本一本を紐で縛っていきます。

　このような地道な努力を積み重ね、富山県のブランド果実「呉羽梨」が食卓へと届けられています。来年以降の梨が楽しみです。