HOME > 野菜・くだもの日記 > 軟白化したチコリの収穫が始まりました。
富山市大沢野の(農)あねくら営農組合
では、チコリの収穫時期を迎えています。15℃位に保った水に根株を漬け、暗黒下に置くことで、2週間程度できれいに軟白化したチコリに仕上がりました。チコリとはキク科の葉菜で西洋料理で使用され、チコリボードやサラダの他、グラタン等に利用されます。
チコリは国内での生産量が少ないため、ほとんどが輸入品です。そこで県では、県内で栽培することで、実需者に新鮮なチコリを届けることができることから、新たな県産野菜の品目として、三年前からチコリの試験栽培に取り組みました。これまでしまりが良くなかったことから、技術改善を図った結果、今年はついにしまりの良いものが収穫できました。
収穫したチコリは、どれも白くみずみずしく、やさしい苦味とほのかな甘みがあります。今後生産体制・流通体制を確立し、生産を本格化させます。
(2013年02月08日)