野菜・くだもの日記

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「なばな」の出荷が始まりました。

 富山市の神明地区で栽培されている「なばな」の出荷が始まりました(写真1)。
 
 この「なばな」は、一般的な「なばな」の専用品種ではなく、こまつなの品種である「さおり」の花茎を収穫するものです。

 こまつなの品種を用いた「なばな」の栽培は全国的にも珍しく、富山ならではの「なばな」であり、独特の食感とほどよい辛味が特長です。

 「なばな」は、昨年の8~9月に露地のほ場には種し、秋のうちに株を大きく育て、富山の厳しい冬を越えて、早春に伸長してきた若い花茎(写真2)を収穫します。

 この冬は、暖冬だったため生育が早く、例年よりも1か月早い2月下旬から出荷が始まりました。

 出荷は3月下旬頃まで続く予定です。
 
 富山に春の訪れを告げる神明地区の「なばな」をぜひご賞味ください。

なばな1.jpg

写真1 出荷が始まった神明地区の「なばな」のほ場


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写真2 伸長してきた花茎
(2020年03月04日)