野菜・くだもの日記

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「とやまのカン(寒)カン(甘)野菜」出荷研修会が開催される。

12月15日、砺波市で「とやまのカン(寒)カン(甘)野菜」出荷研修会が開催されました。
「とやまのカン(寒)カン(甘)野菜」(以下、カンカン野菜)は、「低温下でゆっくり育てる」、「寒気にさらす」、「一定期間貯蔵する」ことで野菜の甘みが増すなど、冬の寒さで美味しくなるメカニズムを最大限に利用した富山ならではの「冬期間限定の高付加価値野菜」です。
出荷研修会では、まずJAとなみ野農業機械センター会議室で、市場や県の担当者から、出荷時の留意点や今後の栽培管理について説明がありました。
続いて、同JA大規模園芸施設で栽培している寒締めこまつなや中小かぶを視察しました(写真1)。
寒締めこまつなは、今年度から新たな品種として「ちぢみこまつ菜」を栽培しています。
「ちぢみこまつ菜」は、えぐみが少なくて、甘みが強く、また外観も葉がちぢれ、葉色が濃く、とても特徴のある品種です(写真2)。
寒締めこまつなをはじめとしたカンカン野菜は、12月22日から富山県内の量販店等で販売が始まる予定です。

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写真1 カンカン野菜栽培ハウス(JAとなみ大規模園芸施設)視察の様子

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写真2 今年度から新たに寒締めこまつな品種として栽培が始まった「ちぢみこまつ菜」子


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写真3 展示されたカンカン野菜

(2020年12月17日)