HOME > 野菜・くだもの日記 > 秋まき春どり加工用キャベツの収穫が行われる。
5月25日、富山市の営農組合で、加工用キャベツの収穫が行われました。
このキャベツは、昨年10月29日に約20aの露地のほ場に定植されたものです。
秋に定植されたキャベツは、冬を越すことから、収穫までの日数が200日以上と長くかかります(春まきや夏まきの定植から収穫までの日数は80日程度)。
特に昨年12月から今年1月は大雪に見舞われ、厳しい冬でしたが、キャベツは雪の下でじっと耐え、欠株はほとんどみられませんでした。
そして、雪解け後は好天に恵まれたことから、順調に生育し、1玉1.5~2kgと大きく肥大し、定植から208日後となるこの日に収穫を迎えました。
この日は、早朝から、営農組合の組合員10数名が、キャベツを収穫し、出荷用の大型鉄製コンテナで回収しました(写真1)。
鉄製コンテナに入れたキャベツは農協の集出荷場に運ばれ、コンテナ毎に計量(写真2)したのち、県内のカット野菜工場に出荷されました。
この営農組合では、5月中に今回の出荷を含めて約8tの出荷量を見込んでいます。
このあと、県内では、6月下旬から、春まき初夏どりの加工用キャベツの出荷が始まる予定です。