HOME > 野菜・くだもの日記 > 「とやまのカン(寒)カン(甘)野菜」出荷研修会が開催される。
12月16日、砺波市で「とやまのカン(寒)カン(甘)野菜」出荷研修会が開催されました。
「とやまのカン(寒)カン(甘)野菜」(以下、カンカン野菜)は、「低温下でゆっくり育てる」、「寒気にさらす」、「一定期間貯蔵する」ことで野菜の甘みが増すなど、冬の寒さで美味しくなるメカニズムを最大限に利用した富山ならではの「冬期間限定の高付加価値野菜」です。
出荷研修会では、まず富山県園芸研究所で、市場や県の担当者から出荷時の留意点や今後の栽培管理について説明がありました。
続いて、カンカン野菜が栽培されている南砺市の中小かぶやアスパラガス(伏せ込み栽培)のハウスを視察しました(写真1)。
アスパラガスについては、露地で栽培されていた株を11月末に掘り上げ、12月上旬にハウス内の温床に植付け(伏せ込み)された株からは、数日前から早くも萌芽がみられ始めています(写真2)。
中小かぶやアスパラガスをはじめとしたカンカン野菜は、12月21日から富山県内の量販店等で販売が始まる予定です。