HOME > 野菜・くだもの日記 > リーディング経営体育成に向けた冬季のハウス利用推進研修会 開催
県では園芸振興を図るため、本年度から複数の園芸品目を組み合せて周年的に稼げる栽培体系を導入し、産地をけん引する「リーディング経営体」の育成に取り組むこととしています。
特に、本県では冬季の積雪の影響もあることから、周年的に稼げる栽培体系を確立する上で、ハウスの利用が極めて重要となります。
こうしたことから、9月27日、JAとなみ野農業機械センター(砺波市五郎丸)を会場として、県内の生産者、農協、市町村、県の担当者約50名が参加し、「リーディング経営体育成に向けた冬季のハウス利用推進研修会」が開催されました。
研修会では室内研修として、県広域普及指導センターからリーディング経営体育成における冬季のハウス利用の有効性について説明があり、続いてJAとなみ野から当農協の先進的な取組事例について紹介されました。
また、富山市場、高岡市場からは「中小かぶ」や「しゅんぎく」、「アスパラガス」等、冬季に需要が多い品目の紹介と、県広域普及指導センターからはこれら品目の栽培方法について説明がありました(写真1)。
室内研修に続いて行われた現地研修では、県園芸研究所のアスパラガスの伏せ込み栽培ハウスを会場に、温床の作成方法や伏せ込み方法について、担当研究員より説明がありました。
参加者は、冬期間でも新鮮なアスパラガスが収穫できる伏せ込み栽培に関心をもった様子でした。