近年、全国的に加工用トマトの需要が伸びています。これを受け、富山県でも加工用トマトの栽培実証に取り組むため、小矢部市で定植作業が行われました。
作業は、小矢部市名畑のほ場で行われ、ポリポットで育苗した大苗を手作業で定植したほか、作業の省力化を図るため、セルトレイで育苗した小苗の定植機を利用した定植について試験しました。
定植機による作業は、手作業のおおよそ1/10の作業時間で定植でき、大幅な省力化が可能であることが分かりました。
今年は、小矢部市のほか、県内5か所(栽培面積 計30a)で加工用トマトの栽培実証に取り組むこととしています。
収穫は7~8月に行い、トマトケチャップの原料として、県外の加工業者に出荷する予定です。