「富山干柿」 甘さのなかに、故郷がある。

南砺市の干し柿づくりは400年の歴史があります。
皮をむいた柿を糸で繋いで、竹に吊し、殺菌消毒をして、乾燥と休乾を繰り返しながら、約20日~25日間かけ
て水分を蒸発させます。乾燥の間には、二度の手もみ作業が入ります。水分と糖分を均等に行き渡らせ、まろや
かな食感に仕上げる為です。このように、丁寧な手仕事によって仕上げられた干し柿は、個別包装にして出荷さ
れます。
手間ひまをかけた仕事が、昔ながらの味を伝えます。今年の冬は自分の故郷を想い出しながら、 干し柿を食べ
てみてはいかがでしょうか。
(2011年12月16日)