野菜・くだもの日記

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「野菜産地づくり支援研修会」が開催されました。

 2011年2月10日「野菜産地づくり支援研修会」が農業総合研修所にて開催されました 

 まずJA富里市(千葉県)常務理事 仲野 隆三氏より、『多様な販売チャンネルに対応した大規模野菜産地育成について』と題し、 貴重なお話をいただきました。次に、元青森県畑作園芸試験場研究調査監 大場 貞信氏より、『これからのにんにく栽培と産地づくりについて』講演されました。

 JA富里市 は、組合員数2310戸、すいか、ニンジン等の野菜を中心に73億円の販売高を誇っています。既存の市場流通にだけではなく、中食、外食業者や加工卸等との契約取引に積極的に取り組み、多様な販路に対応した産地体制を構築されました。「これからは農家が農協を選ぶ“時代”、選ばれるために何をすべきか」との言葉が心に残りました。  

 青森県は、国内産にんにく の収穫量が全体の約70%を占めます。青森県でにんにくの栽培技術の確立に向けた研究に努めてこられた大場先生は、にんにく  栽培のポイントは土づくりと、越冬する前の生育状態をしっかり決めておくことが重要とアドバイスされました。その産地の立地条件で品種を選び、特徴をよく知ることが、大事だとのことでした。富山県でも、現在加工向けにんにくの栽培に力を入れています。指導員等は富山でもにんにくを安定生産する為に、熱心に聞いていました。

 

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(2012年02月14日)