HOME > 野菜・くだもの日記 > 種のお話~ズッキーニ編
愛らしいこの種の正体は、ズッキーニのものです。種子伝染する病気を防ぐための種子処理により赤く着色しています。
ズッキーニは、原産は特定されていないものの中南米周辺といわれている1年性のウリ科の植物です。外見がキュウリに似ていますが、実際はカボチャの仲間であり別名つるなしカボチャとも呼ばています。
ズッキーニの品種は、緑色の果実をつけるものと黄色の果実をつけるものがあります。
夏の時期に収穫され、花と果実が食用とされています。栄養面では西洋カボチャと同様カロテンが豊富である一方、でんぷんが少な目となっており低カロリーな野菜として人気があります。
左は「ラベン」 右は「コンテ」という品種
のものです。ズッキーニ
の栽培は、この種から苗を作り、富山ですと5月上旬~6月中旬に植え付けを行い、6月下旬~9月下旬に収穫となります。
(2012年02月21日)