2012年8月8日、富山しろねぎブランド向上推進協議会の主催により、（社）富山県農林水産公社　農業機械研修センターにて「白ねぎ低コスト省力化研修会」及び、「富山しろねぎ検査員研修会」が開催されました。白ねぎ生産農家、全農とやま・ＪＡ・県の担当者合わせて約70名が参加しました。

　（株）マツモト　営業推進部係長　松本成人氏、（株）タイガーカワシマ　営業推進部野菜営業課長　野川俊一氏より、省力機械の展示・実演があり、参加した生産者の方々は質問を交えながら機械の性能等を注視しておられました。

　 展示・実演会の後に行われた研修会では、松本氏、野川氏からそれぞれ、『省力機械の性能と国内主要産地における省力化の取組みについて』の講演があり、省力化を図ることによって作業効率を上げ、低コストで出荷量を増やしていくことができる等のお話を、生産者の方々は熱心に聞いておられました。

　 最後に広域普及指導センターの担当者から、省力機械の効率的導入に関するポイントや、白ねぎの品質の高位平準化に向けた技術対策についての話しがあり、生産者から病害虫対策や出荷時の方法について質問がありました。

　 白ねぎは富山県を代表する野菜のひとつです。今後より一層、富山しろねぎのブランド化が進むことが期待されます。